社会の欲求と、人間の欲求の進化過程
アメリカの著名な心理学者アブラハム・マズローの自己実現理論(欲求段階説)のとおり、社会の欲求の進化も、人間の欲求の進化と同じように、人間が生きる上での衣食住等の根源的な欲求である生理的欲求(Phyciological)で農業革命、そしてその保証や整備と保全を求める欲求である安全欲求(Safety)で産業革命、情報を共有するなどして、他人と関わりたい、ファッションや流行などのように他者と同じようにしたいなどの集団帰属の欲求である親和欲求(Belonging)で情報革命、事業で成功して裕福になったり、成功や達成によって自分が集団から価値ある存在と認められ、尊敬されることを求める認知欲求である自我欲求で金融革命と時代は移り変わりってきました。金融革命は、今この世の中の中枢を凌駕し、今のこの世界を支配しています。
原始的欲求から高度な欲求へ進化し、意識産業時代を迎える事を予測する
自分の能力・可能性を発揮し、創造的活動や自己の成長を図りたいと思う欲求である自己実現欲求で自己実現を果たすと、人間としての生存ではなく、存在の根源である完全なる存在に戻りたいとする自己超越欲求に駆り立たれ、自己超越の域に達っする事の出来る意識に到達するための方法論を弁証したり、その方法を実践するツールを創造する、意識革命の時代を迎えようとしています。
ロックフェラー氏のように産業革命の到来を予測し、ビルゲイツ氏のように情報革命にいち早く参加したものは、その時代を担いました。
次の時代は人間の欲求に伴う意識革命を正確に把握し、その為の技術を知り、到来に備え技術を習得し、人・物・金を動かす力を備え、新産業にいち早く参加することで、次の時代の担い手となることができるのです。
次の時代のキーワードは平和と福祉です。情報産業時代のビルゲイツ氏達が身につけた技術や法則の様に、平和(自己超越)と福祉(自己実現)産業の担い手となるための技術法則が求められています。
そして、社会の中で、あらゆる時代、事象に人・物・金を自由自在に動かす事の出来るシステムが世の中に生み出されて生かされていきます。
意識産業時代を担う技術法則としてのセオリー
古来より西洋、東洋を問わず、自己の確立と自己超越を目指し、優れた社会を創造するための技術として錬金術が研究されていました。0セオリー(ゼロセオリー)は、西洋や東洋の賢者たちによって培われてきた理論や実践をベースにして、その普遍的理論をより探求し開発され完成されたものです。
錬金術とは、本来は卑金属を貴金属に変える方法としてイギリスの物理学者アイザック・ニュートンなどが没頭した研究であり、時代を経て金属に限らず、肉体や精神をより完全な存在に錬成する術として今は定着しています。
有名なところではハリーポッターにも登場した「賢者の石」(lapidis philosophorum)、そして、東洋では中国に渡り、仙人の不老不死と超能力を生み出す「錬丹術」となり、その哲学である道教から太極陰陽思想が生まれ、その思想と錬成術が楊式の太極拳と合体して育ち、そして、その思想の根源的なものである無極を発見する為の過程と訓練が集約されたものとして、架橋賢人などに伝わる瞑想太極拳として現在にその原点思想が生きています。
そして、その他のあらゆる宗教や哲学、心理学などの普遍性共通意識の研究により、自己の確立と自己超越を達成する理論と技術、それが意識産業時代の錬金術、0セオリーです。
AMRMは、0セオリーとその研究過程で生み出されたシステムを実践することで、次世代を担う多くの人たちがその時代の到来のための準備と、共同して新たな時代を創造する担い手となるためのメソッドを提供していきたいと考えています。