あくまでも経験的にで有るが、人生55年生きてきた経験の中で、私の母を含め癌で亡くなった人、または癌になった人で花粉症になった人はいなかった。
私の身近な人は、60代に癌を患ってから手術で完治し、その後リラックスを心がけた生活をし始めたら70才を過ぎて花粉症が発症した。他にもこんな人は多い。
私もそうである。30才ぐらいまでは、ひたすらお金儲けに奔走していて、重度の自律神経失調症を26才の時に発症し、その時からより太極拳に没頭して、体質を改善して、師から太極拳の印可を受けて、人に教え始めた頃から花粉症を発症した。(医者には塩分を一切取らないという極端な生活が原因と言われたが。)
その後、急激に仕事が成功してからというものは、忙しくしており、花粉症はぴったりと止まった。あまりにもめまぐるしく、変化する日常と、魑魅魍魎たちとの掛け合いに嫌気がさし、仕事など一切せず、蓄えた財産で、30代後半に隠居生活に入り、ひたすら太極拳と、自立厚生の研究に没頭し始めたことから、また花粉症が再発した。
しかし、この頃流行った、血管年齢や脳年齢を調べてくれるというイベントで、検査された数値は、なんと全てが20歳代という結果である。花粉症が発症していなかった頃(30代の忙しい頃)は年相応だった記憶があり、もっと以前(20代の頃)は人間ドックで少し節制した方が良いと言われた記憶がある。
私の周辺では、忙しくしているものが癌で亡くなり、癌が発症することは明かである。そして、のんびりと生きている人は花粉症を発症するというのが私の経験則である。
30代の頃教えていた私の太極拳の弟子は、いうなればアウトローばかりで、夜はクラブで酒を飲み、日々緊張の中にいるものばかりであったので、最初は誰一人花粉症のものはいなかった。
しかし、ある時期になると、数人のものに花粉症が発生した。私と同じようにである。そのものたちは、自然な技が出て太極拳がとてもできた。
相変わらず上達しないのものの内、肝臓癌が発症してこの世を去ったものがいた。練習中も、いつも、興奮していたことを覚えている。他にも数人炎症系の病気でやめていったものも覚えている。
中には、癌の再発を繰り返して2回手術した人間が、すぐ再発する可能性が高いといわれていたらしく、病院の治療が嫌だから、太極拳で治してくれといって、私の弟子になった。(そんなもの治るかどうかはわからないと言ったのだけど)
結構私より年上の人であったが、練習に通う内、彼も花粉症になった。
彼は、組織から抜けたいなどと言い始めていたと思えば、数年癌が再発せずに生きていて、数年後に組織の関係で殺されて亡くなったことを知った。(詳しい事情を言ってしまうと、わかる人には、誰だかわかってしまうので伏せておく)
花粉症と癌は結構免疫系のことを詳しく調べていくと、共通した研究論文に到達する。
詳しいことは、他でその推奨する医師や学者の書籍や、論文を抜粋して説明していきたいと思うが、私の中では、ほぼ、どうすれば健康で長生きできるかが理解できてきている。
また、それらは、太極拳の内丹仙術と全く一致しているものであることも言っておく。
ただ、花粉症はできれば発症したくないのであるから、これからも研究はこのリサーチセンターで続けていく。