頭痛と深層のストレス

ある物事について考えると、頭が痛くなってくる。よく誰もあることでしょう。しかし、それは自らの深層心理にある根本的な拒絶なのです。
その拒絶が、例えば自分自身のことである場合や、それを解明して行くようなことの場合は、自分自身を拒絶していることになります。
自分自身の拒絶はいつも深層で働いており、自覚すれば頭が痛くなるという身体症状が現れるだけで、そうでない場合はいつもそのストレスは絶え間なく、自らの心身を犯しています。
表面的に自覚できるストレスは、それに自覚して対処できるので問題はありませんが、このように、深層に潜むストレスは、絶えず免疫系などに大きな影響を及ぼすことがわかってきています。
何かのことを考えると頭が痛いというのは、いつも自分に深層にあるストレスであると自覚することが大切です。

その自覚したストレスを解決するのは、自らの深層にある問題を解決する以外にはありません。

何かを受け入れることができない。これがその頭痛の原因です。

いつもそこから逃げていても、そこから逃げる自分はいつも深層に存在しています。

そしてその深層に存在する自分はいつも不安であり、脅威にさらされており、継続的なストレス下にいるのです。

その頭痛の原因から逃げずに、まず自らの内側にいるそれを拒絶する自分を見つけて、その自分を受け入れることです。

受け入れたときに、それも自分であることがわかり、心身はその拒絶する自分自身が異物ではなくなるのです。

そしてその拒絶の原因を自らの思考で考えることができるようになります。

多くの人は思考を停止させ、その頭痛の種から逃げようとします。逃げたところは、自分の受け入れることのない世界であり、それだけ世界が狭くなり、不満や不安が生まれます。

又その不満や不安が、自分自身の深層に根付いていきます。そして、又頭痛の種が広がるという悪循環になるわけです。

このように、根本的な拒絶する自分を無視している限りは、いつまでもその原因がわからず、色々なことに対してその原因が働きます。

拒絶する自分を受け入れて、その拒絶する自分の問題を解決していくことが、人生を健康に幸福に自立して生きていくための要素なのです。