ホルミシス効果って原発事故前の話ですよね。 – Yahoo!知恵袋

引用元: ホルミシス効果って原発事故前の話ですよね。 – Yahoo!知恵袋.

まず、基本的なホルミシス効果の考え方が大切です。
ホルミシス効果は、生物に対して通常有害な作用を示すものが、微量かつごく一時的であれば逆に良い作用を示す可能性のある生理的刺激作用のことです。
このように、ホルミシス効果という場合は、放射性物資は微量でも有害であるということが大前提なのです。
ここからホルミシス効果について論じられることとなります。
ホルミシス(hormesis)とは、ギリシャ語のホルメ(horme)すなわち「刺激する」に由来するもので、このホルメはホルモンの語源でもあるのです。
ホルモンは、心身に何らかの刺激があるときに分泌されます。環境の変化や、ストレス、物理的刺激などです。軽微な環境の変化やストレスや刺激で有用なホルモンが分泌されて、体に良い影響を与えるときもホルミシス効果と言います。
針や按摩や指圧、適度な運動も全てホルミシス効果があります。
体を過保護にしているのでは無く、適度な環境の変化があるからその環境の変化に対応するべく、機能が動き出すという考え方が、「刺激する」というホルミシスの考え方です。抵抗力という考え方ともよく似ています。

そこで、ホルミシス効果を考える場合は、しきい値の問題で論ずることになります。
針や按摩や指圧、適度な運動が、それを受ける人のしきい値を超えたり、又、過度であった場合は、針は太く長いということになり、内臓や組織を傷つけ、按摩は強すぎて筋肉や骨を痛め、指圧は死穴や唖穴といわれるような危険な点穴となり、過度な運動は活性酸素の増加や、心臓の弱い人には致命的な結果をもたらしたりします。しかしそれらのしきい値は人や状態によって違いますの

 

で、適度であっても体がとても衰弱している人にとっては有害な場合もあるのです。それがしきい値です。適度というのが一概に述べることができないのです。それがとても大切です。最近のエアロビクスで身体をこわす人とか、太極拳で腰や膝を壊す人は、他の人と合わせて自分のしきい値を超えているからです。最近の管理主義のしきい値の固定化にはあきれ果てます。
そこで、ホルミシス効果というものは、しきい値とその量による相対性理論で論じられるものであるので、ホルミシス効果自体は刺激により有用な作用を得るという学説だというだけのことです。
しきい値については、こちらをご覧ください。

健康生活 : 微量放射線ホルミシス

引用元: 健康生活 : 微量放射線ホルミシス.

ホルミシスの記事ですが、やはり、放射線量を完全に少ないか多いかだけを二分化した考え方で論じています。

太極思想ではこのような問題を考えるとき、物事を二分化して、相対させず、客体と主体の相対性を考えます。

主体とは放射線を受ける側。すなわち私たちです。

客体とは、放射線そのものです。その相対性で、全ての現象が決まります。このようなホルミシスの記事も、このように陰陽理論から見てみると、色々なものが見えてくるはずです。

私の結論としては、この記事に関しては、限りなくそうであるし、限りなくそうではないということです。是非皆さんも考えてみてください。

 

花粉と放射性物質

スギ花粉、セシウム調査 林野庁福島東部、来月から (産経新聞) – Yahoo!ニュース.

もちろん、このようなことは以前から予測できたことです。

この地域に住み続けると覚悟をした限りは、ホルミシス効果のしきい値を上げるための、自己免疫力の強化に努めていくのみです。そして何よりも、潜在的ストレスの解決です。

さて、花粉にセシウムが含まれる。その事実関係を見てみましょう。

  1. 花粉は、色々なものに付着する性質を持っている。すなわち、逆に花粉より小さなものを付着させるということです。(小さなものとくっつけば、くっついたとは言いません。くっつけたと言います。)
  2. 花粉のサイズと放射性物質のサイズ。
    ウラン     :約0.0005ミクロン
    ストロンチウム :約0.0006ミクロン
    セシウム    :約0.0006ミクロン
    スギ花粉は花粉は30~40ミクロン
  3. 以上からの単純計算。花粉一つには5万個程度(ちゃんと計算するともっとらしい)は、放射性物質が付着する余地があると言うことです。
  4. 植物の成長や生存には、窒素、リン、カリウムなどの元素が必要であり、セシウムはアルカリ金属に属しているので、カリウムという元素と同じ挙動をとると考えられます。
  5. すなわち、カリウムと間違ったままセシウムを取り込んだスギ゙やヒノキは、放射性のセシウムを含んだ花粉を撒き散らし、我々が呼吸や目から放射能を内部被曝することにつながると予想されるのです。
  6. また、セシウム以外にも、プルトニウムやストロンチウム、アメリシウム、トリチウムなども同じように飛散しているので、セシウムと同じように花粉に付着すると理論上は考えられます。

次に花粉が人体に付着した場合の事実関係を見てみましょう。

  1. 本来、花粉は人体に影響のない物質です。
  2. 従って、普通の場合は、当たり前に人体の内部へ取り込まれます。
  3. ところが花粉症は、その人体に無害な花粉を過敏に反応して、体外に排出しようとして、実際にくしゃみや涙など過剰な炎症を起こして排出します。 従って、ほとんど内部には取り込まれません。
  4. 花粉症の原因について最近になって証明されたことですが、花粉に有害な微量な排気ガスなどの粒子が付着した花粉に対し、正常な免疫系の働きをしていた場合に、その有害物を含む花粉に対して正常に反応した結果、その抗体が花粉自体を有害であると記憶した結果であるという研究結果があります。
  5. 従って、花粉症の人は当たり前ですが、花粉自体に対する過剰な反応を持っているので、粘膜に付着した放射性物質を含んだ花粉は即座に排出します。もちろん炎症は辛いので、マスクやゴーグルなど、花粉にふれることを避けるのは今までどおりです。しかし、炎症を薬などで抑えることは慎重に考えなないといけないでしょう。
  6. 花粉症でない場合は、花粉自体が有害なものではなく、放射性物質も、例えばトリチウムは水のような性質なので、体内の深くまで取り込まれます。ストロンチウムはカルシウムと同じように骨の内部、セシウムは筋肉等々、放射性ヨードは甲状腺など一般情報で知るとおりの事実です。従って、当たり前に体内深くまで取り込まれます。

以上から、花粉症でない人ほど、これからの花粉にふれることは注意が必要であることはおわかりになったでしょうか?

花粉症の人は、炎症は辛いですが、よくぞ、以前の花粉に付着した排気ガスなどの微量な有機物質に気づき、その付着した花粉を排除する抗体を作ってくれたものと、この件に関しては考えてもよいと思います。しかし、より花粉にふれない、体に付着させない生活は今まで以上に必要でしょうし、ステロイドなどを使用してせっかくの反応を薬などで抑えるよりも、おこった炎症自体を自らの自然な回復力やそれを応援するような対症療法で、治療するという考えに変えていった方が良いかも知れません。

どちらにしても、自己の免疫力を高めておくことにつきます。

横浜で放射性物質ストロンチウムを検出、横浜市内では初(ニューストピックス編集部) – livedoor ニュース

横浜で放射性物質ストロンチウムを検出、横浜市内では初(ニューストピックス編集部) – livedoor ニュース.

福島原発から180キロ圏内には長く住み続けない方がいいという学者が世界中では多い。

この放射性物質は特に白血病や骨肉腫などの、放射性物質によっておこる健康被害の代表的なもの原因になっている驚異です。

しかしながら、少量であれば放射性物質も健康に良い、又は癌を抑制するという考え方もあります。ホルミシス効果と呼ばれるもので、ラドンやラジウム温泉などがその例です。

しかし、WHOでは少量の放射線でも体に害を与えるとしています。

どうなのでしょうか?

太極思想では、陰と陽、すなわち相対性です。全て、このような問題は陰陽術、日本の昔では陰陽師と呼ばれるものが解決してきた問題です。

太極拳を極めていくと、このような現象問題も簡単に解決するようになります。

例を挙げてとても簡単に説明します。

放射線を重い荷物として考えます。体に負担がありますね。

免疫細胞はそれを持つ人と考えます。

体の弱い老人(弱い免疫細胞)が重い荷物(放射線)を山の上まで運び上げるとしたら、その老人の体は弱るだけです。すなわち免疫は弱り、これを毎日続けていくと、大事を迎えます。

体を鍛えた若者が(強い免疫細胞)が重い荷物(放射線)を山の上まで運び上げるとしたら、その若者の体はより鍛えられます。すなわち免疫は強まり、これを毎日続けるとしたら、屈強な免疫細胞になります。

このように重い荷物がより重くなったり、持つものが強くなったり弱くなったり、山の角度など多くの相対的要素によって、以上の現象の分岐点すなわちしきい値があるのです。

以上の相反する考え方に一辺倒することは全く愚かと言っていいでしょう。

どちらにもなり、どちらにもならない、すなわち全ては空(くう)なのです。

私たちがすることは、ただ自らの免疫力をすこぶる健康にしておき、あらゆる脅威を単なる負荷として、ホルミシス効果を得ることです。

そして、自分のしきい値などわからないのだから、できるだけ、そのような脅威から遠ざかることです。

放射性物質が上空を飛びまくっている現在、最も免疫力を脅かす、深層のストレス。人は健康に生きたい、人は愛されたいという根本的な普遍的欲求、すなわち本能の生存と存在の根本的欲求が満たされなければ、強いストレスが深層の深層に芽生えています。

早くそこにたどり着き、自らの立ち位置をその場所に戻すことです。

それ以外に、誰も不安がなく、おおらかに生きていく方法はないのです。

このように、自分の免疫を健康に屈強にしておく、それ以外に何か方法があるなど考えることは、単なる現象に囚われているに過ぎません。